函館日記

函館暮らしの日記

函館マラソン2017 (7/2開催)の完走率

渡島・檜山地方の地元紙『函館新聞』によると

ハーフは3653人が出走し、3597人が完走。フルは3310人が出走し、2783人が完走した

とあります。

よって、ハーフの完走率は 98.47 %、フルの完走率は 84.08 % です。

ハーフマラソンの部の時間制限がゆるゆるで「歩いて完走」レベルですので、完走率は高くなります。

フルの完走率は、制限時間の比較的緩い大規模大会としては、低いです。

ちなみに、「日本国内で唯一、夏に行われるフルマラソン大会」を自称する「北海道マラソン」(札幌開催)の方が(フルマラソンの)完走率が低い傾向にあります。(北海道マラソンにはハーフはなく、ファンランがあります。)

本当は、北海道マラソンは、8月下旬開催なので、初秋に行われる大会です。

今年の「函館マラソン」は7月2日で、夏至に入っての開催ですので、本当は、函館マラソンこそが真夏のフルマラソン大会です。


はたして、函館マラソンよりも北海道マラソンの方が難度が高いのでしょうか?

私は、函館マラソンの方が無謀な難度だと考えています。

その主な理由は

  • コースの難度
  • 暑さへの身体の順応程度

の2点です。 坂の点でも、風の点でも、湿度の点でも、函館マラソン(フル)のコースの方が難しいです。(より内陸の札幌の方がカラッとしているはず。函館は海なので。)

暑くなり始めは身体の順応が不完全なので熱中症リスクが高く、涼しくなり始めの初秋の方がラクです。


では、なぜ北海道マラソンの完走率が低いのでしょうか?

それは、参加者が多く、参加者のレベルも全体的には低いからだと考えられます。

総参加者数が函館マラソン7000人、北海道マラソンが10000人以上です。函館マラソンは参加者の過半数がハーフの部です。北海道マラソンは参加者の大半がフルの部です。よって、北海道マラソン(フル)の方が参加者が圧倒的に多いです。

競技者のレベルはピラミッド状に、下に行くほど数が多いです。しかも、北海道マラソンは代表選考レースであり、少なからぬ人にとって「あこがれのレース」です。そのため、各地から初心者が集結しますし、道内で陸連公認コースの最大の大会ですので、道民ランナーの多くがエントリーしてきます。(そして、制限時間内に走れません。)


さて、夏の函館マラソンにせよ、初秋の北海道マラソンにせよ、時季からいって無謀な大会です。 北海道マラソンという無謀な大会がわざと実施されている最大の理由は、暑さに強い選手を見つけるためです。

函館マラソンの目的は、何なのでしょうか? 私には理解不能です。

記録の出るハーフの部は、実業団(プロ)や学連のエリートランナーが照準にするにふさわしい大会です。バブル崩壊ころから始まり20年半は続いてきた「函館ハーフマラソン」は、地位を確立したといえるでしょう。当時の開催時季は秋です。

エリートランナーが「函館マラソン」フルの部に出るメリットが、ありません。北海道マラソンのように無理して出ても価値があればまだしも、函館マラソンにはわざわざ出てリスクを冒す意味がありません。

ともかく、暑さとコース難度からみて、通り一遍の暑さ対応では救護行き、酷いときは救急搬送→入院、となりかねません。普段ちゃんと練習しているランナーでも、運や体調次第で大変なことになります。ましてや、練習不足の初級者とか、よりにもよって前夜に酒のんだなんていう人は……

実際に、今回随分と、ピーポーピーポーいってましたから。