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函館日記

函館暮らしの日記

函館の天気予報は当たらない

気をつけてほしいのは、「函館」といっても地区により局地的に天気が異なるため、天気予報が当てにならないことです。

昨日も、函館の都心(函館駅や市役所などのある砂州)では、一昨日の夕方ころから丸一日ずっと海霧が入り込んでモヤモヤし続けていました。 ところが、気象台のある内陸の美原などでは、霧の観測時間はそれほど長くはなかったようです。

「渡島地方東部の天気」といったように広域の天気予報ならば、地域によって天気が異なることを加味して、「ところにより」といいますし、「函館市」の警報注意報は都心以外の極めて広範囲も指します。

しかし、「函館の天気」、「函館のピンポイント天気」というと罠だらけです。 「函館の天気予報」といったときにはおそらく、函館地方気象台(美原)の天気を指しています。 少なくとも気象庁の「函館」は美原を指しますし、気象協会の函館支店も都心より北のほうにあります。

函館市内のアメダスは、「函館」(美原)、「高松」(空港)、「戸井泊」(戸井地区)、「川汲」(南茅部地区)があります。 都心や函館山周辺にはアメダスがありませんアメダスのデータを見ても、都心や函館山の天気はよくわかりません。 (ウェブなどで公開配信されているライブカメラを見たほうがよいです。)

観光客が多く訪れる函館山やその麓(元町など)は、都心以南です。 観光客は他に、五稜郭公園や湯の川温泉函館空港も訪れるでしょう。五稜郭公園は内陸寄り、湯の川温泉函館空港は都心よりも東で海岸付近です。

函館山は実質的には津軽海峡の海の中にあります。 そして都心は函館山と内陸との間の砂州で、これまた海の中といってよいでしょう。

函館山近辺の天気は海の天気であり、また函館山に風が遮られる影響で変化して複雑です。 この時期などは、函館山の近辺だけ霧という日もあります。 函館の天気予報見て期待しても、函館山の頂上は真っ白という日は、通年よくあります

都心は砂州で標高が低いので(ほとんど海と同じなので)、雨雲が素通りして降らないままということもよくあります。 そんな日でも、内陸や山沿いだけは降る、つまり美原や空港にしても、函館山や麓にしても、降っているということがあります。

地元の人ですら、美原中心で暮らして都心に行かなければ、天気予報が都心では外れているということに気づいていないかもしれません。 ましてや、地元に居なければ、プロの気象予報士ですら、天気予報が外れているという自覚がありません。 だから、天気予報の精度に期待しないことです。

都心や漁火通は強風なのに、五稜郭公園や美原は大したことないということは、よくあります。 例えば降雨や降雪だと条件反射的に傘をさす人が特に観光客には多いのですが、強風のときには危険です。 ましてや函館山の頂上は吹きさらしで、強風が吹くことが多いです。

函館の風の強さは、地元の人は慣れていることですが、他所から来たら驚くでしょう。 日によってはレインコートのほうがよいので、その心づもりをしておくべきです。

ちなみに冬だったら雪が(みぞれではなく)乾いているかぎりは雨具は無意味です。積もった雪をはらえばいいので、雪を容易に落とせるような表面のツルツルした服装が便利です(このことは寒冷の豪雪地帯一般にいえます)。